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これでもう終わりなのかな・・・峠を下る9563レを見送って、今日まで当たり前だったことが明日からは当たり前でなくなるのかも知れないと感じました。この列車が幕切れなら、あまりにもあっけない。あまりにも日常的な終わりです。
長く撮り鉄を続けていて、いちばんよく撮影した場所は越河と東白石だと思います。峠とその周りです。自分はそのヤマが好きです。この半年、とくにそれを自分で意識しました。週末だけ、それも土曜は1本、日曜は2〜3本だけ、岩沼以北なら倍以上は撮れる、そう頭では分っていても、足は峠に向かっていました。
はじめて峠を訪れた時、サミットの縦カーブをED71重連が大きく唸りながら越えていった姿は今でも強く印象に残っています。その後、春の花、夏の緑、秋の稲穂、そして豪雪の極寒期など、四季折々に峠の思い出があります。無論、私だけではないと思います。
その峠から本当に75は去るのかな。残る可能性は零ではないと思いますが、自分の中では、今日ひとつの区切りを迎えました。それを受け入れるには少し時間が掛かりそうです。
一つの救いは、きょう新しい主役EH500がモータを唸らせてゆっくりと峠に挑む姿を見て、いいなと感じたこと。かつての71から75を経て、今も峠は、やはり峠なんだな。
1015号+1020号 3089レ 越河−白石
1004号 9563レ 越河−白石
長いひとり言、失礼しました(改正後の75の運用を断定しているわけではありませんので、念のため)。
【1015_1020_20100307a.jpg : 274.5KB】
【1004_20100307a.jpg : 308.1KB】
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