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ＪＲ貨物仙台総合鉄道部からのご依頼により、警鐘を鳴らします。
9月9日23時頃より10日午前1時過ぎまでの間に、郡山タ駅に留置中のED75100号の両側と123号の片側に付いていた製造銘板が窃盗にあいました。構内監視カメラに窃盗行為が明瞭に記録されています。JR貨物では郡山鉄警隊を通して郡山署へ被害届けと証拠品、画像の提出をしたそうです。ＪＲ貨物仙台総鉄によれば、「再三、構内への立ち入り禁止等、ファンの方々にはモラルを呼び掛けて来ましたが、甚だ残念でならない」とのことです。
廃車が進む車両で毎度繰り返される窃盗事件が、75でも繰り返されているように感じられます。私たちが声援を送り続けてきた75が、ようやく良き後継者EH500に巡り合って天寿を全うしようとしているというのに、そのからだの一部を盗む者が居るとは許せません。100号と123号の製造銘板は次ですぐわかります。
100号 日立 昭和42年 194053-1
123号 三菱 昭和42年 879
このうち100号は、本来の製番と、銘板の刻印番号（上記）が異なっているという大きな特徴があります。これは茶屋のコンテンツに詳しくまとめてあります。
http://www.trainwww.com/ed75/history/75100/75100.htm
ですので高値で売りに出るか、さもなくば窃盗者がいずれどこかで自慢話に出るでしょう。そのとき、私たち心あるファンはきっと見逃さないでしょう。
私たちにできることは、
(1) 構内無断侵入などを見かけたら、勇気をもってただし紳士的に注意すること。
(2) 窃盗者はいずれどこかで売るか、自慢します。その機会に遭遇したら勇気を持って抗議すること。オークション等に出てくる可能性もあります。そのチェックを。
などではないでしょうか。これは必ずしも簡単ではありませんし、誰でもできることではないとも思いますが、やれる範囲でやってゆきましょう。地味ですが「売れもしないし、自慢さえできない」ことが長い目で見て窃盗を減らす上で実効的ではないかと愚考しています。
なお、郡山では近く鉄道フェスティバルが開催されますが、この様なことから部品販売について見合わせも検討もされたそうです。ですが、大多数の鉄道ファンは善良であるとご理解頂いているようで、今回は実施するとのことです。
個人的には、きのう８ヶ月ぶりにようやく75撮影に出ることができて気持ちが上向き加減になったところで、その翌日にこのような事態とは意気消沈もいいところです。明日からはまた出張だというのに・・・
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- 07/9/16(日) 22:39 -
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